現金主義から発生主義に変更した際の調整について

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現金主義から発生主義に変更した際の調整について

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2019/01/10 現金主義から発生主義に変更した際の調整について

こんにちは!

兵庫県西宮市で会計事務所をしております公認会計士・税理士の永野です。

 

確定申告の準備は順調でしょうか?

 

今回は、現金主義による会計処理から発生主義による会計処理に切り替える際の調整方法についてお話いたします。

 

 

そもそも、現金主義・発生主義とは?

 

現金主義とは、収益と費用を現金の入出金があったタイミングで認識する方法をいいます。

 

一方、発生主義とは、収益と費用を取引が確定したタイミングで認識する方法をいいます。

 

 

具体例を挙げてみると…

 

例)12月に商品を100万円で売り、翌1月に入金がある場合

 

現金主義の場合

⇒12月の売上はゼロ、1月の売上は100万円

 

発生主義の場合

12月の売上100万円、1月の売上はゼロ

 

 

と、いうような違いがあります。

 

 

現金主義から発生主義に変更した際の調整方法は?

 

例)H30年は現金主義、H31年に発生主義に変更した場合

 

H30年12月までは現金主義で計上しているため、H30年12月に発生した売上は、入金のあるH31年1月に売上計上する予定ということになります。

 

しかし、H31年から発生主義に変更したため、H31年1月の入金はH30年12月に売上したものであるため、発生主義の考えのもとにおいては認識されません。

 

そうすると、H30年12月に発生しH31年1月に入金される売上について、宙に浮いた状態になり、H30年H31年のどちらの年においても収益として認識されないことになってしまうため、これをH31年の収益として計上する必要があるのです。

 

また、売上のみならず仕入についても同様の調整が必要であるといえます。

 

 

まとめ

 

このように、現金主義から発生主義に変更する年においては、収益や費用で計上漏れが生じる可能性があり、結果として所得の金額を過少にor過大に計上してしまうおそれがありますので、ご注意してください。

 

 

 

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